直木賞作家「漫画やアニメにはデッサンが無い。近頃のイラストレーターもまともな絵が描けなくて酷い。」

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増加する小説の「マンガ表紙」 直木賞作家が「いかがなものか」

黒川博行(くろかわ・ひろゆき)/1949年生まれ、大阪府在住。
86年に「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞、
96年に「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞、2014年に『破門』で直木賞。


近くの国道沿いにレンタルビデオショップと、わりに大きな書店が並んでいる。
そうして昨日、よめはんと書店に行って文芸書の平台を眺めたとき、あらためて気づいた。
「増えてる。マンガが増えてる」──。
単行本の表紙の半分がマンガなのだ。

マンガとかアニメというのは(一部に例外はあるが、)基本にデッサンがなく、いわば様式化と定型化の世界だから、
人体のプロポーションはむちゃくちゃだし、顔は大きな眼と小さい鼻、尖(とが)った細いあごで描かれている。
ひどいマンガやアニメだと、(同年代の)男も女もおのおの体型と顔の部品は同じで、
髪形と髪の色、衣装のちがいだけで、人物を描き分けている。

なので、編集者が単行本の表紙にイラストレーターを起用したとき、そのイラストレーターがマンガやアニメ出身だと、
どうあがいても顔や手足がマンガになってしまう(人物デッサンは、あらゆるデッサンのなかでもっともむずかしい)。

すると、イラストレーターはどんな表紙絵を描くのか──。顔を描かないのだ。
人物は後ろ姿のみ(顔を描かないことで読者に想像させる、といいわけする)。
ぎりぎり横顔くらいは描いてみるが、そうなるとデッサンができていないからマンガになってしまう。

マンガがなぜいけないのか──。
類型には画家のオリジナリティーとアートが感じられないからだろう。
学園もののライトノベルなどにマンガはなんの違和感もないし、むしろそのほうがいいかもしれないが、
歴史小説や時代小説にマンガふうイラストというのはいかがなものか。

装幀家・多田和博とそんな話をよくした。
「近頃のイラストレーターは着物を描けない。髷(まげ)の描きわけもできない。
刀の柄(つか)さえ描けない」と、彼はいった。

多田さんが手がけた単行本の表紙にデッサンがあやふやなものはない。
https://dot.asahi.com/wa/2020052000020.html?page=1

[143]
>>1
この見識のない知ったかぶりの作家先生とか何よwww

[2]
✕出来ない
○売れないことはやらない

  







[4]
真面な絵は見栄えが悪いからねー

[10]
編集者「マンガ表紙の方が売れるから、デッサンとかどうでもいいから」

[14]
売れたものが正義

[19]
絵画とアニメ絵だと勝手が違うって聞いたわ たぶん方向が違うんじゃね

[22]
きっちり描く人もいれば、あえて崩して描く人もいる
全員が全員デッサンの狂いばかり考えて描いてたら個性無くて
面白みが無いと思うけど

[27]
今の漫画家はデッサンできてると思うけどね
まあ「様式の中で」という但し書き付きだけど
むしろイラストレータの方が人体下手だったりする

[28]
漫画家「小説家は文章が下手」

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あるよ
解剖学勉強してデッサンやって
デフォルメしてキャラクター描いてる人なんか腐るほどいる

[33]
東藝大五美大出身の下手糞なんて山ほどいるのに
ジャンルの違いを理解できず石膏デッサン信仰なんて無知を晒しすぎ
アニメーターの方が人体プロポーションに関してはよっぽど精通してるっての

[50]
山田玲司とか美大卒だけど別にうまくもねえし

[38]
自分の表紙に使わなきゃいいよ
マンガ表紙の本は文章の方もだいたい低レベルだから地雷回避する目安にもなる

[51]
写実的な絵が得意な若者も多いだろ
アニメ系の絵をよく見かけるのはそっちの方が需要が高いからだし
今時時代劇みたいな絵は受けないんだよな

[52]
上手い絵なんてメタルのジャケットとかでいくらでもあるから
そういう奴に頼めばいいだけの話

[60]
日本で一番絵がうまいのは安彦良和と宮崎駿だけどな
どっちも非美大出

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>>60
今の奴らは絵を見て絵を書いてる
現実嫌いなやつが作ってるからアニメがオタクの巣になるって駿も言ってるよね

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東村アキコがかくかくしかじかで描いてたが、漫画の文法と絵画のそれとは違う
下手な漫画家が多いのも事実だけど、そこを無視して議論しても始まらない

[99]
国内的にも世界的にも認められてるのは漫画やアニメの方なんだが
実写映画監督や物書き(ラノベ・なろう作家除く)の異常なプライドの高さって何なんだろうね?

[113]
まあ、漫画のプロと絵のプロがいるわけで
トレードオフなのに上位互換だと思って暴言吐くと反発くらうだけの話でしょ

[35]
ハナハル先生に書いてもらおう