天才・押井守監督「風の谷のナウシカを観ると宮崎駿監督の戦争観の幼稚さがよく分かる」
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no title

押井:一日にT-34戦車を50両撃破したとかさ。そういう話が日本人は大好きなんだよね。
そういうふうなことが日本人の心を慰撫するんだよ。でも慰撫してるだけであって何も学ばせようとしてない。

もっと言っちゃうと「(風の谷の)ナウシカ」だってそうなんだよ。巨神兵ってなんなんだと。早すぎた試作品がウォーってなきながら、結局自壊しておしまいっていう。あの男の子の乗ってた戦闘機だってそうだよ。迎撃戦闘機で重爆を火だるまにしてやるっていう、その発想がダメだって!
あれじゃトルメキアに勝てるわけないじゃん。風の谷自体が日本じゃないのかって話だよね。

あれこそ農本主義日本。石原莞爾が夢見た世界とどこが違うんだ。でもちゃんと軍隊はある。女も子供も動員するんだっていう。で、戦う女王様なわけだ。同じだよ。卑弥呼のことなんだよ。虫と話すっていう巫女さんだもん。巫女さんを戦闘に立てて、農本主義国家として自衛戦争をするんだ。

だから「ナウシカ」は「ヤマト」よりもある意味ではタチが悪いと思った。一種正当さを装って日本人の心象にピッタリ合うから。

「ヤマト」みたいにむき出しの軍事じゃないからタチが悪い。王蟲なんてどう見たってあれは押し寄せるシャーマン(戦車)であり、地を這うB-29(爆撃機)だよ!

そして結論は腐海で浄化されるんだっていう話でしょ。
だから同じだよね。一回焼け野原になって再出発するんだという。

『戦争のリアル』押井守・岡部いさく
(第一章 敗戦のトラウマと日本のアニメ - 総論として p.44~p.45より引用)

[44]
>>1
もう少し何言ってるんだかわかるように話してくれ

[53]
>>1
クシャナのモデルは石原莞爾なのは明白だろ
何言ってんだこいつ

[4]
結局誉めててワロタ

  







[6]
まあこんだけ語れる時点で面白い映画な訳で。
つまらん内容が無い映画はそもそも語る内容が無いんだよなぁ

[8]
女子供まで戦うのは民兵だから。
共産圏はみんなそう。

[9]
牽強付会過ぎるな
ナウシカ語るならそもそも漫画版で語らないと

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>>9
アニメのほうは宮崎が本来描きたかったものじゃないからな

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この観点だとナウシカが結局は特攻隊の映画だってのはその通りだ

[13]
スカイ・クロラからだな
押井守が語られなくなったのは

[20]
>>13
スカイクロラは戦争のための戦争ごっこだもんな
かっこばかりで内容がまるでないと言う駄作

[16]
ナウシカってなんだかんだで
みんなすごい語るけど
普通の映画観た人じゃ
訳わかんねえよな

[32]
鈴木敏夫「だったらお前も一本ぐらい面白い映画作ってみろ」

[25]
自分もちょっとナウシカの総動員体制になるのは気になってた
何となく戦中日本ぽい

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他のアニメ監督はそもそも論自体無いからな
君らの好きな富野もシェークスピア的な人間関係だけで
戦争自体に対する見識は皆無

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アニメで戦争観を論じられてもなあ

娯楽のはずが何でお前の講義を受ける羽目になるんじゃい

[45]
こういう巨匠同士の仲に
入りたくて入りたくて仕方ないんだよねオシーさんって
でも全然相手にされない
no title

[61]
巨神兵=戦艦大和だろ
大艦巨砲主義で一矢報いようとしたら
王蟲の物量作戦の前に成すすべもなく沈没という

[46]
ただの兵器ヲタに戦争観でマウント取るのもアレだけどな
車両ヲタに経営観求めるようなものでしかない

[86]
幼稚かどうかと、エンターテイメントとしての成功はまた別だしな。

受け手の大半は幼稚なわけだし。

さらば宇宙戦艦ヤマトとかめちゃ感動したし、劇場でボロボロ泣いた
そして今でも名作だとは思ってるけど
見返すと「よくこんな特攻賛美のアニメ作れたな」って恐怖するわ

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ファンタジーに「戦争感」なんてありませんよ
ドキュメンタリーや戦記物じゃあないんですから

[83]
戦争も政治だからな
政治を描かずにドンパチだけかいてたらそら幼稚だわ










引用元: